「ONE PIECE FILM RED」主題歌&劇中歌をAdoが歌唱、中田ヤスタカら7組が楽曲制作

2022/06/08 19:51

尾田栄一郎原作による映画「ONE PIECE FILM RED」の本予告、主題歌・劇中歌アーティスト情報が公開された。

映画「ONE PIECE FILM RED」の本予告より。
映画「ONE PIECE FILM RED」主題歌&劇中歌アーティスト。

これは現在「ONE PIECE」の公式YouTubeアカウントと、映画の公式Twitterアカウントで配信されている映画「ONE PIECE FILM RED」の新情報発表特番で解禁されたもの。主題歌・劇中歌は計7曲が制作され、すべてウタの歌唱キャストであるAdoが歌う。主題歌「新時代」は中田ヤスタカが制作。また劇中歌「私は最強」はMrs. GREEN APPLE、「逆光」はVaundy、「ウタカタララバイ」はFAKE TYPE.、「Tot Musica」は澤野弘之、「世界のつづき」は折坂悠太、「風のゆくえ」は秦基博が制作を担当している。

また併せて公開された本予告では主題歌「新時代」が解禁に。映像では「世界を歌で幸せにしたい」という思いを胸に、ウタの初ライブがお目見え。華やかなステージの上で歌唱する姿や、金色の鎧の衣裳に身を包む姿などライブの様子が垣間見れる。また12年前のフーシャ村で出会った幼い頃のルフィとウタ、シャンクス率いる赤髪海賊団、ウタとシャンクスの過去を知る謎の男・ゴードン、フェス衣裳に身を包み戦闘を繰り広げる麦わらの一味の姿も描かれた。

なお番組では映画の重要人物とされるキャラクター・ゴードン役を津田健次郎が務めることなども告知されている。コミックナタリーは同特番で発表されるこのほかの情報や、レポートも追って配信する。

尾田が総合プロデューサーを務める「ONE PIECE FILM」シリーズの第4弾となる「ONE PIECE FILM RED」は8月6日に公開。監督を「コードギアス」シリーズの谷口悟朗が、脚本を「ONE PIECE FILM GOLD」も手がけた黒岩勉が務める。

Adoコメント

この度 『ONEPIECE FILM RED』にウタの歌唱役として携われたこと、本当に光栄に思います。
ウタというキャラクターとして歌を歌うことは私にとって初めての試みだったため、大変だったことは色々とありましたが…それ以上にすごくいい経験になりました。楽曲は全7曲、ハードな曲からバラードなど、幅広いジャンルの楽曲を歌わせていただきました。劇中ではウタがどんなライブをするのか、そして彼女はどんな歌姫なのか、楽しみにしていてください!

中田ヤスタカコメント

大好きな『ONE PIECE』にまた関わることができ、そして素晴らしいミュージシャンの方々と一緒に参加することができて光栄です。
最初に総合プロデューサーの尾田さんからは、新しい歌姫の誕生を象徴するような力強い曲というリクエストを受けました。楽曲制作ではAdoさんの魅力的な歌声と共に、ウタというこれまでとは別のアーティストとして『ONE PIECE』の世界観に合ったサウンドと響きを届けることができるように意識しました。また、今回参加されている他のアーティストの皆さんによる楽曲たちが本当に良い曲ばかりなので素晴らしい音楽体験を劇場で楽しんでいただければと思います。

Mrs. GREEN APPLEコメント

僕たち全員、勿論『ONE PIECE』の大ファンですし、生きる上でのバイブルなのでオファーをいただき率直に嬉しかったです!少しでも作品を彩れるように、精一杯僕たちのONE PIECE愛を入れ込もうという非常に熱い気持ちで制作しました。Adoさんが歌うことで世界観がパーッ!と広がり、ウタの姿や心情を感じとれるような楽曲に仕上がったと思います。ぜひみなさんも僕たちと一緒に『ONE PIECE FILM RED』を映画館で楽しんでいただけると嬉しいです!

Vaundyコメント

子供の頃から当たり前にあった『ONE PIECE』という作品の一部になれることに、とても驚きと興奮を覚えました。それと同時に、そんな大事な役目をやってもいいのかという不安も実は少しありましたが、やるからには一番かっこいい曲を作ってやろう!という思いで挑みました。ぼくもみなさんと同じくらい公開が待ち遠しいです!一緒に楽しみましょう。

FAKE TYPE.コメント

オファーをいただいた際は、とんでもなく舞い上がりました。以前、尾田先生がジャンプの巻末に僕たちの「プリンセス」という曲をあげてくれていたのを知ってたので、本当に聞いてくれてたんだという喜びと同時に、こんな大きなプロジェクトに参加できることへの驚きとプレッシャーを感じています。映画館で映像と音楽を楽しんでいただき、ぜひ鑑賞後に楽曲自体も楽しんでいただきたいです。

澤野弘之コメント

劇伴の制作をメインでやっている中、僕が作る歌にも目を向けていただきとても嬉しかったです。いつか関わることができたらと思っていた『ONE PIECE』の作品をより盛り上げるような楽曲を目指して制作しました。今回、音楽をフィーチャーした作品になっているのが新鮮で面白いなと思いました。楽曲とあわせて作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。

折坂悠太コメント

子供の頃から親しんできた『ONE PIECE』や、今をときめくAdoさんと自分自身が交わることがあると思わなかったので、オファーをいただき本当に驚きました。照明が上がり映画館を出る時、そこからの歩みを応援してくれる、そんな物語になっています。『ONE PIECE』の世界で、ウタの歌たちと、出会ってください。そこで待っています。良い旅を!

秦基博コメント

『ONE PIECE』はコミックスも全巻読んでいるので、そんな自分の好きな作品に関われることが純粋に嬉しかったです。今回は”ウタの楽曲”なので、ウタだったらどんな歌を歌うんだろうと想像しながら、彼女の気持ちに重ね合わせて作っていきました。この「風のゆくえ」という楽曲が作品と観客の皆さんを繋ぐ楽曲になっていればいいなと思います。映画と音楽が密接に絡み合う作品でもあるので、音楽とともに、この『FILM RED』を楽しんでいただきたいです。

(c)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

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