「残響のテロル」10周年PJ始動、渡辺信一郎監督「彼らのことを忘れたことはない」
7月に放送10周年を迎えるTVアニメ「残響のテロル」の10周年プロジェクトが始動した。
2014年7月にフジテレビ「ノイタミナ」枠ほかにて放送されたオリジナルアニメ「残響のテロル」は、ふたりの少年による大規模な爆弾テロをきっかけに展開されるサスペンスストーリー。制作を「呪術廻戦」などのMAPPA、監督を「カウボーイビバップ」などの
公開された10周年記念ビジュアルは作品を象徴する季節である夏をイメージ。ナインこと九重新と、ツエルブこと久見冬二が並び立つ姿が収められた。
渡辺監督は「10年前の夏からずっと、彼らのことを忘れたことはない」とコメント。改めてアニメを観たというナイン役・
記念プロジェクトの第1弾施策として7月6日から28日の期間、東京・ノイタミナショップ&カフェシアターにてキャンペーンを開催。新規描き下ろしイラストを用いたグッズ販売や、コラボメニューの提供、限定ノベルティーのプレゼントを実施する。また期間中は店内シアターにて毎週土曜日と日曜日に「残響のテロル」を復刻上映。全11話からファンのアンケートにより選ばれたエピソードの上映が行われる。さらに店内では石川と斉藤が当時のオーディションやアフレコを振り返るミニ番組が放送される。
渡辺信一郎監督コメント
10年前の夏からずっと、彼らのことを忘れたことはない。もちろん今でも、彼らは自分の中で生きている。今年も暑いとか嘆いたりしながら。
石川界人(ナイン役)コメント
残響のテロル10周年おめでとうございます。
アニメの放送が終了してもなおこうして周年を祝えるのは、彼らを覚えていてくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
ナインとツエルブの決死の存在証明が映像として皆様の心に残り続け、僕ら演者の心に刻まれ続けていることを考えると、彼らに出会い演じることができてよかったと改めて実感します。
10周年を迎えるにあたって改めて映像を見直しました。
深く考えさせられるテーマと、緻密な映像表現、臨場感のある音響、登場人物たちの心の奥底に入り込むような没入感で気がついたら何度目かもわからない涙を流していました。
まだ見たことがない方にも過去に見たことがあるという方にも、染み入る作品です。
ぜひこれからも心の片隅でもいいので彼らの物語を覚えておいて頂けると幸いです。
斉藤壮馬(ツエルブ役)コメント
残響のテロル10周年、おめでとうございます!
あの夏の日、汗だくになりながらオーディションを受け、台本をいただくたびに胸の高鳴りをおさえきれず、素晴らしいストーリーと未熟な自分のギャップにもがいたことを、今でも鮮明に覚えています。
あれから何度も観返し、そのたびごとにどんどん好きになっていきました。改めて、渡辺監督のすごさをひしひしと感じる日々です。
自分にとって残響のテロルは、掛け値なしに青春と呼べる存在です。それは決して甘く美しいだけではなくて、苦しさも歯痒さも達成感も何もかもを内包した、あの時期にしか味わえない感覚だったと思います。
素晴らしいシナリオとキャラクター、音楽、映像が結実して生み出されたこの作品が、今こそ多くの方に届いてほしいなと心から願っております。
改めまして、残響のテロル10周年、本当におめでとうございます!
ノイタミナショップ&カフェシアター TVアニメ「残響のテロル」放送10周年記念キャンペーン
期間:2024年7月6日(土)~28日(日)
会場:東京都 ノイタミナショップ&カフェシアター
(c)残響のテロル製作委員会