劇場版「風都探偵」キービジュアル＆本予告解禁、主題歌は鳴海荘吉名義の吉川晃司

2024/09/06 12:00

三条陸脚本による佐藤まさき「風都探偵」の劇場版「風都探偵仮面ライダースカルの肖像」より、キービジュアルと本予告映像が公開された。

キービジュアルには駆け出す左翔太郎とともに、鳴海荘吉、フィリップの姿が収められた。本予告は仮面ライダースカルや仮面ライダーWの姿も捉えている。

追加キャストも解禁に。少年期の翔太郎役は村瀬歩が務める。タブー・ドーパントとして翔太郎たちの前に立ちはだかる園咲冴子役は佐藤聡美。オリジナルキャラクターとして登場する大嶋凪役は福山潤が演じる。村瀬は「思わずニヤリとなってしまうあの名セリフを聴いて感動してもらいたいです！」とアピールする。園咲は冴子について「私は終盤の冴子さんに思わず『とんでもねー女だな...!!』と声が漏れてしまいました（笑）」とコメント。大嶋への印象を福山は「愛と忠義の男です。取り巻く世界がどうであれ、そこは胸を張って言えるところであります」と明かした。

主題歌は吉川晃司が鳴海荘吉名義で作詞・作曲・歌唱した「似合う男になれ」に決定。同楽曲は「翔太郎やフィリップに贈るメッセージ」をテーマに制作された。吉川は「仮面ライダーW」の実写映画2作で荘吉役を務めたほか、アニメ「風都探偵」の主題歌「罪と罰とアングラ」の作曲も手がけている。吉川は楽曲について「作品に登場する若者たちに、『自分を信じて進んでいけば大丈夫だよ』とのエールを送るべく、制作しました」とコメントを寄せた。

「仮面ライダーW」は探偵・翔太郎と謎の“魔少年”フィリップが、2人で1人の仮面ライダーWに変身する物語。「風都探偵」は、特撮ドラマ「仮面ライダーW」の続編の物語が展開されるマンガで、2022年にアニメ化された。「風都探偵仮面ライダースカルの肖像」では、翔太郎とフィリップが仮面ライダーWとして戦うきっかけとなったエピソードが描かれる。

村瀬歩（少年期の左翔太郎役）コメント

翔太郎は自分が誇りに思って大好きな風都の為に奮闘します！
津田さん演じる荘吉との掛け合いも楽しくお芝居させていただきました。
思わずニヤリとなってしまうあの名セリフを聴いて感動してもらいたいです！
是非劇場での公開を楽しみにお待ちいただけると幸いです。

佐藤聡美（園咲冴子役）コメント

迫力のあるバトルシーンや思わずグッとくる場面も沢山ある中で、
私は終盤の冴子さんに思わず「とんでもねー女だな...!!」と声が漏れてしまいました（笑）。
どんな風に、とんでもねー感じになっているのか
はたまた人によっては、おもしれー女だと思ってくださる方もいる...か、な??
改めて、凄い人を演じさせてもらったなと心が震えた瞬間でした。
皆様、どうぞお楽しみにー!!

福山潤（大嶋凪役）コメント

愛と忠義の男です。取り巻く世界がどうであれ、そこは胸を張って言えるところであります。
皆様には是非、彼の生き様とその闘いを最後まで見届けていただければ幸いです!!

吉川晃司コメント

楽曲制作にあたって意識したこと

意識したのは、“鳴海荘吉が歌うとしたら”という視点です。
脚本を読み、自分の中でイメージをふくらませて、ストーリーに沿った言葉を散りばめました。
作品に登場する若者たちに、「自分を信じて進んでいけば大丈夫だよ」とのエールを送るべく、制作しました。

上映を楽しみにしている皆さまへのメッセージ

「仮面ライダーシリーズ」には、私自身、2009年～2010年に鳴海荘吉役で出演した経緯もありますし、過去作品の主題歌「ONE WORLD」や挿入歌「Nobody's Perfect」なども制作しています。特別な縁を感じている作品であり、私も公開を楽しみにしています。

劇場版「風都探偵仮面ライダースカルの肖像」

2024年11月8日（金）より期間限定上映

スタッフ

原作：石ノ森章太郎、「仮面ライダーＷ」（石森プロ・東映）、「風都探偵」（脚本：三条陸、作画：佐藤まさき、監修：塚田英明、クリーチャーデザイン：寺田克也、石森プロ・東映）小学館発行「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中
監督：椛島洋介
副監督：種村綾隆
脚本監修：三条陸
脚本：樋口達人
キャラクターデザイン・総作画監督：蛯名秀和
総作画監督：小松原聖
メインアニメーター：木村和貴、小畑賢、横屋健太、柴田駿
音楽：中川幸太郎　鳴瀬シュウヘイ
エグゼクティブプロデューサー：塚田英明
スーパーバイザー：小野寺章
アニメーション制作：スタジオKAI
配給：東映ビデオ
製作：「風都探偵」製作委員会