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調香師を目指し上京した笙子には、幼いころ離れ離れになった実の姉がいた。亡くなった父、そして姉も香料関係の仕事をしていると知った笙子は、調香師が自分の天職ではないかと感じていた。しかし、就職後すぐに姉の自殺を知らされる。姉を知る手がかりは、彼女が残したオーデコロン“熾天使”。そこには恐るべき秘密があった――。他3編収録の望月玲子短編集。
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