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あいかわらず愛に生きようとする鬼九(きく)姫がある日思い切って幻蔵にプロポーズしてみたところ、「結婚もよいかもしれぬな」という予想外の言葉が返ってきて大慌て! そんな姫が去った後、幻蔵のもとに松葉杖をついた片足の老人が現れ、10年前にある武家に斬(き)られ失った右足の義足になる人形の足が欲しいのだと言うが……。
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