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墨田川組長を親組として、砂組、別当組、流水会と三つの子組がある。仁と義郎は砂組で異例の出世、理事待遇になり、しかも大企業・紅菱商事のトンネル会社をバックに、北海道で密漁ガニの買い付けに成功し、また政治銘柄の株の操作で大もうけした。この銭をもとにさらにのし上がろうと二人は……!?
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