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侮るな。魔物は魔物だ。小賢しい業突く張りがいかに成り上がろうとも魔物にはなれない。人智を超えた悪魔のような豪腕と知略の持ち主なのだ。とまれ、“悪魔のような”…。所詮“ような”なのだ。悪魔のエピゴーネンにすぎない。彼は違う。悪魔そのものだ。地獄の業火を背に、そびえ立つ悪魔だ。後に神域の男と呼ばれ、裏社会に君臨した赤木しげるだ。
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