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神の器となる姫巫女―その候補でありながら、次代の帝の企みを知り、儀式で必要とされる“神名”を奪い逃亡した榧。罪人として追われる彼女を救ってくれたのは、辺境の小国ギンレイの王・焔だった。偶然から、榧は彼を巻き込み神と誓約を結ぶことになってしまう。そんな彼女を守り優しくしてくれる焔に、榧は惹かれていくが…。孤独で無垢な巫女は、王と出会い求められることの喜びを知る。巫女と王が奏でる和風ラブファンタジー!
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