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「店」を営み続ける四月一日(ワタヌキ)を取り残したまま、百目鬼(ドウメキ)やひまわり、小羽(コハネ)のうえに時間は過ぎる。ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが……!?
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