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美津子の宿した“ノアノア”は生まれることなく消えた。その深い苦悩から強く立ち直った母を有羽は“すごい”と思う。不様でも、失敗しても、自分の「生」を一所懸命生きなきゃ…という思いが、ひしひしと伝わってくる。
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