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俺は他にはなにもいらない。でも同じことを七夏(なのか)に言わせていいのか。 俺はもう自分の気持ちを否定しない。だけど、七夏。おまえは俺とはちがう。いつか俺との時間が全部 「思い出」になっても構わないから。それが七夏にとってのしあわせになるなら――。吉田基已の傑作ラブストーリー、新装版にて登場!
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