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彼が言うんだ、間違いないよ──マックスの言葉をきっかけに気持ちを切り替え、音楽祭にむけて練習に励むアリス。だが同室のテオは複雑な想いを抱えていた。才能も、友人も、そしてクレアまで。アリスに対して湧いてくる黒い感情をおさえることができない。そんなテオにヴィックは近づき、優しく微笑みかける。ヴィックの本当の目的とは──!? ヴィックのふたつめの嘘はアリスを切り裂いた──。
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