[ライトノベル]緑土なす (全5冊)
作品概要
誰もが認めるWEB発BLノベル屈指の傑作がついに書籍化!
山奥で野人のように暮らしていた足弱は、生まれて初めて上京した都で、千年続く王朝の最後の王である今世王レシェイヌの庶子の兄上さまだと発見され、宮殿に保護される。
国土に緑をもたらす奇跡の力を持つ王族は、血族しか愛せない宿命。
しかし、十数年前の流行病により、今や生き残っているのは今世王レシェイヌただひとりだった。
孤独のために死にかけていた今世王は、足弱に夢中ですがりつき、ひたすら愛を捧げる。
そして、王族命の家臣一族「灰色狼」もまた、真綿に包むように足弱の世話をし、尽くそうとする。
自分が王族だとは思えない足弱にはそのすべてが困惑のもとで、耐えられず、ついに宮殿をあとにしようとするが……。
【書き下ろし】宮殿に来たばかりの足弱を、侍従長の灰色狼「命」の視点で描く「いつもお側に」を収録!
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7,260 円税込