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隣国への輿入れが決まっている莉莉は、新しい生活に思いを馳せていた。 しかし、国を出る数日前、子供をかばって階段から落ち、昏睡状態に陥ってしまう。 長い眠りから莉莉が目覚めたとき、彼女を真摯な眼差しで見つめる男の姿があった。 左軍将軍の翔狼だ。彼の整った容貌には悲痛な想いが浮かんでいたが、彼は莉莉に誰よりも冷たく当たっていた相手で……。
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