余った傘はありません
作品概要
さよなら、人生。さよなら、私。夢は看護婦になることでした――。『夜にはずっと深い夜を』を超える、胸を撃ちぬく衝撃作!
「私は嘘ばかりついていました」――。四月一日に生まれた双子の姉妹、よしえとときえ。片方は常に片方をうらやみながら生きてきた。先生はどっちがかわいいと思う? テストの成績がいいのはどっち?
彼女にしたいのはどっち?結婚したいのはどっち? どっち? どっち? どっち――。生まれたときからずっと比べられてきた女ふたりの一生を、さまざまに技巧を駆使してハイテンションに綴る、鳥居みゆきはじめての長編連作小説。
疾走する才能を堪能してください。
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1,430 円税込