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しずかな城下町にある、古い西洋館。その廃屋の中でコトコト動きまわり、人間のように口をきくふしぎないすと、小さな女の子イーダとのきみょうな出会い。 生と死をめぐり、日本人としてわすれられない過去を感動と幻想でつづったメルヘン!また、はじめて童話という手法で語りつくした原爆への悲歌(エレジー)である!
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