ポイント 1% 35pt
海の戦いの歴史の中で、モニターほど単位排水量当りの火力が大きい艦種はほとんど存在しない。 モニターは、言ってしまえば、質素な「自走いかだ」に載せられた巨大な艦砲そのものである。 第一次世界大戦において、大口径砲による艦砲射撃に対する切羽詰った要請に応えて、 瞬く間に設計、建造され、用途は極秘とされて、ごく短時日のうちにその任務が終わると、すっかり忘れ去られてしまった。
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?