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「この本借りたい人?」読み聞かせをしていた女の人が、小さい子たちを見まわした。「はい!」とわたしは、思わず手をあげた。自分でも驚くほど大きな声で。……友人や司書、本との出会いが、引っ込み思案だった春菜を、少しずつ変えていく。
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