ポイント 1% 14pt
修行中の小天狗・風太は、いつか立派な天狗になって山を守ろうと志していた。先輩天狗の雷太から、見たこともない村や海の話を聞いた風太は、山を下りることを決心する。ところが、道中、天狗の声が聞こえる人間の少女・若菜と出会う。この小天狗と少女の小さなふれあいが、やがて悲しく暗いできごとに、ほんのわずかな明かりを灯す。
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?