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港で働く小さな船「サンパン」の物語。ある日、サンパンは海上で1隻の大きな汽船と出合い、その大きさに憧れを抱きます。サンパンは大きな船になりたくて、漁船、灯台船など色々な船の仲間に話しかけながら、造船所を目指しますが…。「小さな船には小さな船なりの役割がある」と自分の本質に気づいたサンパン心情を丁寧に描いた一冊。
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