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賢治がのこした一冊の手帖。そのなかにあった言葉が、多くの人々の心をゆさぶりつづけている。闘病生活のさなかに書きとめられたその言葉は、作品として書かれたものではなく、賢治の「祈り」そのものだった・・・・・・。巻末に賢治の弟である清六の孫、林風舎代表の宮沢和樹氏のエッセイ、手帖の画像を所収。
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