ヒトデナシ-大江戸畜生稼業-
作品概要
女郎屋の主は俗に、人が持つべき“八つの徳”が無い「忘八(ぼうはち)」と呼ばれた。
江戸中期、吉原遊郭に並ぶ程に栄えた色街・深川岡場所に、
誰もが見惚れる美貌を持つ、女郎屋の女将がいた。
八徳に加え、人の心をも持たぬからと、“忘九”と名乗るその女が、
女郎屋『忘九屋』を営む裏の顔は──。
肉欲の街に蔓延る悪党外道を、
“夜伽”にかけ、悪精を吸い出し、
極楽地獄へ誘う、妖艶なる始末人!!
強欲の極悪人を喰らい尽くす!!
大江戸色街、妖美なる女傑懲悪譚!!
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748 円税込