[ライトノベル]桃瀬さん家の百鬼目録 (全2冊)
作品概要
古来より伝わる御伽噺の数々――。
物語の英雄達は、人知れず現代の浅草に顕現していた。
彼らの使命は、悪しき怨念と共に現れた魔物「夷狄」の討伐。
だが、この使命の中心である「桃太郎」の顕現者、桃瀬みろくはというと、
「……腹減りすぎてマジ死ぬ……」
家賃三万三千円のボロアパートで飢え死にかけていた……。
肝心の才能は弟の小太郎にしか受け継がれず、不貞腐れて大学も休学したみろくは、無力・無能・無職の干物女に成り下がっていたのだ。
だけども、所詮この世は諸行無常。どう見てもヤクザにしか見えない顕現者のリーダー「師匠」に雇われたみろくは、再び悪鬼妖怪と対峙することに……。
これは「昔々」から続く現代の御伽噺――百鬼目録(フェイクロア)。
鬼退治は桃瀬さん家にお任せあれ!
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