[ライトノベル]小説『火の鳥』大地編 (全2冊)
作品概要
漫画の神様・手塚治虫の遺稿に、
直木賞作家・桜庭一樹が新たな命を吹き込む! !
1938年、日本占領下の上海。若く野心的な關東軍将校の間久部緑郎は、
中央アジアのシルクロード交易で栄えた楼蘭に生息するという、伝説の「火の鳥」の調査隊長に任命される。
資金源は、妻・麗奈の父で、財閥総帥の三田村要造だという。
困難な旅路を行く調査隊は、緑郎の弟で共産主義に共鳴する正人、その友で実は上海マフィアと通じるルイ、
清王朝の生き残りである川島芳子、西域出身の謎多きマリアと、全員いわく付き。
そこに火の鳥の力を兵器に利用しようともくろむ猿田博士も加わる。
苦労の末たどり着いた楼蘭で明らかになったのは、驚天動地の事実だった……。
漫画『火の鳥』や手塚作品に数多く登場する猿田博士やロック、マサトたちと、
東條英機、石原莞爾、山本五十六ら実在の人物たちが動かしていく!
朝日新聞「be」連載時から話題沸騰。大幅な加筆による完全版!
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3,630 円税込