[ライトノベル]王様の鳥籠 (全1冊)
作品概要
――おまえはもう二度と飛び立つことはできない。
終わりの見えない快楽に、リーナは淫らに声を上げながら涙を零した。
眉目秀麗な若き国王フェネクスに捕らわれてから、どれほどの時が流れただろう。
彼は誰の言葉も聞こうとはしない。
リーナが王宮に招待された夜から、
その華奢な身体を組み敷き、欲望のままに貪るだけだった。
「今さら後戻りなどできると思わないことだ」
フェネクスの真意がわからぬまま、ただいたずらに時が過ぎていく。
だがフェネクスの正体が、リーナの大切な文通相手だと知り――!?
愛を知らない寡黙な王×悪意を知らない箱入り令嬢、重すぎる執着愛に囚われて――!?
作品レビュー(関連商品を含む)
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?
814 円税込