ポイント 2% 8pt
歌人として有名な安倍仲麻呂が遺唐使として中国の都・長安へやって来た頃。カラスが羽根を広げたような黒い葉、サンゴのような真紅の幹という不思議な木を深山で見つけた彫り物師の柳青。その不思議な木は黒の李氷の仲間の怪鳥だった。そして、柳青が彫った鳳凰とたわむれる甘美で官能的な少女こそ、後の妖貴紀であった…!!
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?