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《食べて、と啼いた あの夜から。ずっとあなたを望んでいる》凍えない夜も、飢えない朝も、やさしい掌も。すべての幸福が此処にあると、そう思うのに。心が、寂しがって疼くから。失くしてしまった記憶のなかに、美しい“誰か”を探している。◆巻末に【紅玉いづき書き下ろし掌編】を収録!◆
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