大阪マダム、後宮妃になる！（４）

作品概要

大阪生まれ、難波育ち、33歳彼氏なし――
カーネル・サンダースの呪いから大阪を救った勢いで、
コテコテの大阪女子が転生し蓮華16歳になり、凰朔（おうさく）国の皇帝の妃・鴻徳妃に！

蓮華は、後宮でたこ焼き屋台を始めたり、侍女たちの勤務状況の改善など続々改革！
しかし、皇帝・天明と皇太后・秀蘭、そして反皇太后派の争いに知らないうちに巻き込まれ、
同じ正一品の遼淑妃に毒殺されかけることに。
そんな大ピンチも粉もん愛と大阪魂でなんとか乗り切ったのでした（3巻までの内容）。

第二部「熱闘猛虎黎明編」開幕？

そして、後宮に女子野球リーグが発足！
正一品の三妃、
鴻徳妃は芙蓉虎団（ふようたいがーす）を、
陳賢妃は牡丹鯉団（ぼたんかーぷ）を、
劉貴妃は桂花燕団（けいかすわろーず）を結成！

一方、新たに後宮にやってきた王淑妃は、
蓮華と同じ転生してきた現代日本人、それも東京育ちの疑いがあった。
蓮華は、そんな彼女を芙蓉虎団に勧誘して仲良くなろうとするが、
劉貴妃の桂花燕団に取られてしまう。

残念がる蓮華に、毒殺未遂で元淑妃となった遼星霞が、
野球をやりたいと芙蓉虎団に入ることを希望しますが…！？
さらに、星霞の父親である遼　伯宇は、その野心を露わにして…！？

妃たちが集い、競う大宴…　豪華絢爛な後宮絵巻は、
舞台をグラウンドに変えてさらにヒートアップ！！