ぼくが消えないうちに
作品概要
ラジャーは、少女アマンダが想像してつくり出した親友だ。
ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。
しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。
アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。
さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて…。
大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった……!
子ども時代の不安や喜びをスリリングな展開で描く、イギリス発のファンタジー。
人気画家、エミリー・グラヴェットの挿絵入り。
「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。
でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」ー金原瑞人氏(法政大学教授・翻訳家)
「とても明瞭かつ独特な語り口で読者を魅了する、温かくて笑いのある物語」
―ガーディアン誌
「恐ろしくもあり、ユーモアもあり、感傷的になることなく、感動させてくれる。
エミリー・グラヴェットの絵も美しい。
はじめから終わりまで、喜びにあふれた本」
―ファイナンシャル・タイムズ
「想像力について、一風変わった作風で描くことに成功している。
ケイト・グリーナウェイ賞を受賞したことのあるエミリー・グラヴェットの挿絵は、モノクロでもフルカラーでも美しく、文章と融合することで特別な一冊に仕上げている」
―ブックリスト
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1,870 円税込