[第69回 課題図書]中学生向けセット (全3冊)
作品概要
【セット内容】
・スクラッチ
コロナ禍で「総体」が中止になったバレー部キャプテンの鈴音。
美術部部長の千暁は出展する予定の「市郡展」も審査が中止。
「平常心」と自分に言い聞かせ「カラフルな運動部の群像」の出展作を描き続ける千暁のキャンバスに、鈴音が不注意から墨を飛ばしてしまい…。
コロナ禍で黒く塗りつぶされた中三の夏。
そのなかでもがきながら自分たちらしい生き方を掴み取っていく中学生たちの、疾走する”爪痕”を描く物語。
・アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまで
シーラは目立つことが大きらいな女の子。
学校で「ザ・ミュージック・マン」のミュージカルに取り組むことになり、みんなその話題でもちきりだ。
実はシーラは歌がうまい。
先生や親友に強くすすめられてオーディションを受け、カルテットのひとりに選ばれる。
練習を重ねるうち、シーラはこのミュージカルを心から愛するようになる。
さまざまなトラブルや淡い恋の芽生えのなか、とうとう幕を開ける日がやってきて……というユーモアいっぱいの物語。
原題の「アップステージ」とは、舞台で主役がかすむようなことをする、という意味がある。
「ザ・ミュージック・マン」は1957年にブロードウェイで上演され、今年またヒュー・ジャックマン主演で再演されている。
・人がつくった川・荒川 -水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする
首都圏をつらぬき、流域に約1000万人が住む荒川は、人の手でつくられた川であることを知っていますか。
かつて、荒ぶる川=荒川の流れを変えることで江戸の繁栄はうみだされ、たび重なる洪水から人々を守ってきました。
川の歴史と流域の暮らしの変化をていねいに追いかけながら、地球温暖化が原因とされる近年の大規模な水害をどう防ぐかまで、荒川の過去・現在・未来を旅します。
作品レビュー(関連商品を含む)
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?