[ライトノベル]華炎の葬奏 (全1冊)
作品概要
生き残った名家の少女と世界に疎まれた青年が、契約を交わし怨霊を討つ!
現代社会の裏側、呪術師たちのオークションへ、深凪は自身を売りに出した。
その価値は、一夜にして滅んだ呪術界の名家・櫻木家の唯一の生き残りであること。
対価に望むのは、櫻木家を滅ぼした怨霊『黒の御方』の調伏。会場の誰もが躊躇うなか、一人の青年・祀鶴が名乗りを上げる。
彼こそ呪術師たちに忌み嫌われる術師殺しの一族・錦野家の現当主だった。
「その覚悟に敬意を表して、お前を買ってやる」そんな祀鶴の手を取る深凪。
調伏を望む『黒の御方』が、自分を虐げてきた義母の、怨霊と化した姿だと知って――。
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726 円税込