すいぞくかんの おいしゃさん

作品概要

体重わずか2グラムのタツノオトシゴから、1トンを超えるジンベエザメまで!
様々な生き物の健康管理や治療のために奮闘する水族館の獣医さんの物語です。
絵本には、タツノオトシゴやジンベエザメの他に、深い水槽の底でぐったりとするエイや、診察しようにも捕まえられない速さで泳ぎ回るイルカ等も登場します。
いったいどうやって診察し治療するのでしょうか!?
絵本を読むだけでも充分に楽しめますが、読んでから水族館を訪れると、普段よりも一層、水族館を楽しめます。
「大きくても小さくても、魚類でも哺乳類でも、それぞれの生き物には命があって、水族館には、その命を支えている人々がいるんだな」。
絵本をきっかけにそんな風に思いをはせると、水族館の一つ一つの命が、より愛おしくみえてくることでしょう。
そして、その体験はいつしか自ずと「海の、川の、この豊かさを守りたい」という思いにもつながるのではないでしょうか。