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第15回中央公論文芸賞受賞作 「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」妹からの電話で実家の状況を知った智代。 かつて横暴だった父が、母の面倒をみているという。 関わり薄くいられたのも、お互いの健康あればこそだった。 長男長女、墓守、責任という言葉に距離を置いてきた日々。 妹は二世帯同居を考えているようだ。 親孝行に名を借りた無意識の打算はないか。 家族という単位と役割を、北海道を舞台に問いかける傑作長編。
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