[文庫]猫だけがその恋を知っている(かもしれない)
作品概要
海と山に囲まれた、猫がたくさんいる町で、今日も誰かが恋をしている。
『交換ウソ日記』著者が贈る不器用でかっこ悪くて愛おしい、恋愛連作短編集。
いきなり文庫!
お節介を焼くのは、暇だからだ──海と山に囲まれたこの町で、今日も猫たちは人間の恋を見守っている。
「オレと、つき合ってくれませんか!」「いや、無理です」憧れの年上女性に失恋した大学生の渉。
「前に進むって、なんだと思う?」大切な恋人の不在にもがき続けている会社員の千咲。
苦しくて、切なくて、でも時々うんと幸せで、諦められない。
そんな大人たちの、痛くて優しい恋愛連作短編集。
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814 円税込