いっぱいいもうと
作品概要
あーちゃんは妹がほしいのに、お母さんは笑って相手にしてくれません。
「だったらいいわよ」と、公園で遊んでいる女の子たちに頼んで、妹になってもらうことにしました。
「妹」たちにおやつをふるまって、あーちゃんはすっかりお姉さん気分です。
けれど食欲旺盛な「妹」たちは、あーちゃんの家のクッキーも
プリンもパンもトマトも全部食べつくした上に、家中のものを手当たり次第に食べはじめて……。
この絵本の物語は、詩人のネジメショーイチ(ねじめ正一)さんが書いた詩が元になっています。
ねじめさんの書く言葉には弾むような勢いがあり、「妹」たちが大暴れをしていても、印象は明るく軽やかです。
可愛さと過激さが同居する妹たちを描いたのは、現代美術家のロッカクアヤコさん。
鮮やかな色彩と勢いのあるタッチが特徴的で、このお話のスピード感をさらに加速させています。
現代詩と現代美術が交差して、エネルギー溢れる絵本が生まれました。
作品レビュー(関連商品を含む)
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?
1,100 円税込