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常連の大谷さんが花屋にくると、店先に来月の店休日のお知らせが。いつもより多い休日。龍二に事情を聞くと、どうやら結婚式の装花のお仕事があるらしい。大谷さんはめでたい話だと感慨に耽る。一方、耳を傾けていた有田は神妙な面持ちで、今朝、兄から入籍の電話を受け取ったことを思い出す――。恋人とも、友人とも、家族とも違う。それでも君の隣にいたい。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
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