[ライトノベル]おひれさま 〜人魚の島の瑠璃の婚礼〜 (全1冊)
作品概要
人魚が棲むと言われる島で、因習に隠された秘密を巡ると恋の物語。
京都の美大に通う柚希は、同級生・さつきの葬儀に出席するため、高知県沖にある故郷の離島・天沼島へ帰省した。
島には『当たり年に選ばれた一組の男女が婚礼を行って島守になる』という因習があり、柚希は花嫁に選ばれていた。
だが、柚希が想うのは花婿の翔馬ではなく、かつて自分を助けてくれた明人。
実はここには人魚が棲み、ひそかに人魚漁が行われていた。
そのため島民は、人魚の別称『おひれさま』の名を持つ地主神を強く信仰している。
昨今は漁獲量が減り、『おひれさま』の祟りに怯える島民に婚礼を急かされながらも、二人は因縁に抗うように惹かれ合っていく。
そんな中、さつきの死を巡る謎が浮かび上がり…?
作品レビュー(関連商品を含む)
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?
715 円税込