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海の者たちの協力により遠く荒波を越え、とうとう日本へと辿り着いた夏羽ですが、安堵する暇もなく真物の襲撃を受けてしまうのです。見たこともない巨体が素早く動き、攻撃も効かぬ怪異な存在。どうしたものかと打つ手の見えぬ中、懐かしき者の声が夏羽のもとに届いたのでございます。果たして夏羽帰還の報せは反逆の狼煙となるのでございましょうか。そして、屍鬼(クーラー)としての夏羽とむくろの関係とは…。
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