後宮の炎王【連載版】(3)
作品概要
「あんた誰なんだ?俺の何を知ってる!?」
「君の友だ――。」
薬師一家の沁翔啓(しん・しょうけい)は、兄の舞光(ぶこう)とともに遠路はるばる悠永城へとやってきた。
病に伏せる皇太子殿下のために、国内一の名水である瑠璃泉を献上するのが目的だった。
だが翔啓は、ふと忍び込んだ後宮への隠し通路で、女のような出で立ちの人物を目撃する――。
悠永城に潜む<皇后の剣>とは何者なのか?
仮面の下に隠された、炎のように赫い瞳の秘密とは…?
冷酷な皇后が支配する、陰謀と欲望が渦巻く後宮。
失われた記憶を求めて彷徨うことになる翔啓は、果たして何を知るのか――。
《過去》と《友情》が交錯し、運命に翻弄される二人。
激しくも切ない、心揺さぶる中華後宮ファンタジー!
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