8マン [完全版] (1-5巻 全巻)
作品概要
これまで封印されてきた幻の最終回を 収録する、真の完全版!(全5巻)
テレビアニメ草創期の昭和38年11月にTBS系で放映開始の『エイトマン』は、その半年前から講談社の週刊少年マガジンで連載中の『8 マン』が原作である。当時の編集部が目指したのは誰も見たことがないまったく新しいロボット漫画だった。そのため新進のSF作家の平井 和正がストーリーを担当し、アメコミ風のシャープなタッチに転じた桑田次郎が漫画化する分業制を採った。二人の異才が心血を注いだ8マンは私立探偵であると同時に、一旦事件が起こると警視庁捜査一課八番目の刑事として正義のために戦うスーパーロボット。その魅力は 無敵の強さを誇る超高速移動や変身能力だけではない。8マンは殉職した刑事の記憶を電子頭脳の中に移した一種のサイボーグで、二度と 生身の人間に戻れないという等身大の苦悩を抱えていた。8マンが哀愁のヒーローと呼ばれ、未だに多くのファンを惹きつけて離さないゆえんだ。
本書(全5巻)は少年マガジン連載の本編と兄妹誌の別冊少年マガ ジンに掲載した読み切り、さらには幻の最終回も網羅する完全版だ。 『8マン』の最終回は直前に桑田次郎が降板したため、当時のアシス タントが代筆した少年マガジン版の他に、後に本人が描き直したリラ イト版が存在するのだ。2つの最終回をぜひ本書で見比べていただきたい。
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9,900 円税込